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「賃貸」と「持ち家」どっちがお得?結婚したら家を買った方が良い理由とは

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先日、家を買いました!

↓ どうですか!オシャレでしょ〜?

House

  



・・・すみません。
嘘をつきましたッ!



こんなオシャレな家に住めたらいいんですが、僕が買ったのはただの建売住宅です。

間取りは4LDKの二階建てで、何の面白みも無いごく普通の住宅です。
 
僕の場合、新しくて広い家に住みたいという願望はずっとあったのですが40代からローンを返せるのか?という不安や先の読めない現代では機動性がある賃貸の方がいいのではないか?という思いもあって、なかなか家を購入するという決断には至りませんでした。

しかし、いろいろと考え抜いた結果、妻を一生幸せにするという自分の夢を叶える為には、やはり家は買った方が良いと判断しました。

その理由は大きく分けて以下の3点です。
  1. 生命保険代わりになるからお得!
  2. インフレ対策になる!
  3. 老後の備え
 
それでは、それぞれについて具体的に解説していきます。
 
※ちなみにここに書いてあることはいろいろな本を読み漁り、自分なりに調べて考えたことです。僕は素人ですので、ここに書いていることが起こる可能性は低いかもしれませんし、それらについて責任は持てません。しかし未来のこと、特に経済や金融に関することは何が起こるかわかりません。家を買うかどうか迷っている人の一つのヒントになれれば幸いです。
 
 

【理由1】生命保険代わりになるからお得!

 
Insurance

住宅を購入することは生命保険代わりになる、というのが住宅を購入した理由の1つ目の理由です。
 
僕は自分に万が一のことがあった場合に、残された妻と子が生活に困らないように、収入保障型生命保険(僕に万が一のことがあったら毎月10万円ずつ支払われ続ける保険)と一般生命保険(僕に万が一のことがあったら1500万円支払われる保険)に加入しています。

しかし生活費の中で家賃が占める割合は非常に大きなものです。このまま賃貸に住み続けた場合、残された家族が月々の家賃を払い続けながら生活していくには、今入っている生命保険だけでは不十分だと考えました。

ただ、僕はこれからも元気に長生きしていくつもりです

万が一のことだけを考えてこれ以上生命保険にばかりお金を使うのは勿体無し、得策ではないと考えました。そこで、自分が元気に生きている間の生活を充実させながら、もしもの時の備えにもなる生命保険を探していました。

そしてその要望を満たしてくれるのが、住宅購入時に付帯できる団体信用生命保険だったのです。
 
 

住宅ローンには団体信用生命保険が付いてくる!

 
銀行が取り扱っている一般的な住宅ローンを利用すると、自動的に団体信用生命保険(団信)という生命保険が付いてきます!(フラット35のように団信が任意加入のローンもあります)
 
付いてくる!というとお得なように感じますが、実際には強制加入なのです。この保険はローンの債務者(つまり家を買った人)が死亡した場合に、残債が全額免除になるというものです。
 
つまりこの保険に加入していれば、僕に万が一のことがあった場合にも、僕の家族はローンの残債を支払うことなく、その家に住み続けることができるのです

これは銀行側にとってもメリットがあり、例え債務者が亡くなっても、きちんと残債を保険会社から回収することができるのです。
 
したがって、ほとんどの一般的な住宅ローンでは健康上の理由などにより団信に加入出来ない人はローンの審査が通りません。団信無しで死なれてしまったら、銀行は貸し倒れのリスクがあるから当然ですね。
 
 

ローン残高=保険金

 
団体信用生命保険は万が一の場合にローンの残債がチャラになるという保険です。つまりローン残高=保険金ということになります。
 
たとえば4000万円の家を買ってローン残高が3500万円の時に亡くなった場合は、保険会社から3500万円が支払われてローンは終了。残された家族にその家が残るのです。
 
つまり、とても高額な生命保険に加入しているのと同じ効果があるのです
 
 

しかも保険料は銀行が払ってくれる!

 
しかも団体信用生命保険に加入するのはあなたではなく、ローンを組んでくれる銀行なのです。銀行とすれば貸し倒れリスクを無くす為にも、どうしても団信に入りたいんですね。

その為、保険料も当然銀行が支払ってくれます!
 
こんなに高額な保険に無料で加入できるなんて、すごいお得なのです!
 
・・・まあ皆さんもうお分かりと思いますが、もちろんその保険料は住宅ローン金利に含まれていることは言うまでもありません。
 
※フラット35など団信が任意加入の場合は、その保険料は自分が支払わなければなりません。当然その分は金利が安く設定されています。逆に言えばフラット35の金利が銀行独自の35年固定より安いのは、団信の保険料が入っていないことが原因です。
 
 

【理由2】インフレ対策になる!

 

After WWII - Hungarian inflation paper money, 1946

日本はずっと緩やかにインフレ

 
なんかの本で読んだのですが、日本の長期インフレ率の平均は2.7%もあるんだそうです。
 
これは、今日1000円で買えるものが、一年後には1027円出さないと買えないということを意味します。
 
実際には全ての商品がこんなにきっちり値上げされていくわけではないのですが、確かに昔は缶ジュース1本80円とかだったのにいつの間にか120円になってるし、数十万円で買えていた軽自動車が今では150万円くらいで売ってたりします。
 
つまり物の価値が上がって、相対的に日本円の価値がどんどん下がっているんです。これがインフレ!!
 
しかもインフレ率が2.7%なのに、銀行預金の利子なんて0.01%とかですよ?ナメてんの?って感じですが、銀行も金が余って困ってるってことですね。
 
つまりインフレ率よりも遥かに利子がつかない銀行にお金を預けておくということは、自分から資産を減らしていることと同じなのです! ←偉そうに言ってますが僕も最近知りました
 
 

現実味を帯びてきたハイパーインフレの恐怖

 
長期に渡って、デフレだと言われ続けてきた日本でさえも、実際にはゆるやかなインフレが続いています。
 
そして日本は国の借金が1071兆円(2017年3月時点)を超え、国民一人当たり845万円もの借金を抱えているんです。やばくないですか?
 
そんな日本が発行する円の価値が今後大幅に下落して、ハイパーインフレってやつが起こる可能性も現実味を帯びてきたんだとか!?
 
実際にロシアやジンバブエ、アルゼンチンなど借りた金が返せなくなって財政破綻した国はいくつか存在します。国だって破綻するのです!
 
その時、その国が発行している通貨の価値なんて紙クズ同然に失墜します
 
実際にロシアでは一年間でなんと870%、ジンバブエに至っては6.5×10108 %のインフレが起きたんだって!!10の108乗!?もう訳わかりませんね。
 
つまり今日100円で買えていたアイスクリームが1年後には650,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 円出さないと買えないってことになります。
 
って、これいくら!?? 
0が多過ぎてわかりません
 
これがハイパーインフレ!もしこういう事態になったら、せっせと貯金してきた人は悲惨です。毎月生活を切り詰めて、やっと貯めた1000万円なのに、それでアイスクリーム1つも買えなくなってしまうんだから。もうあり得ないですね。

でもこんなことが世界では実際に起きていて、日本でも起こる可能性がないわけではないのです。ハイパーインフレ超こえー!
 
 

ハイパーインフレ対策は現物資産を買うこと

 
ではどうすればいいかと言うと、資産を円だけで持っておくのではなく、株とか金(きん)とか外貨とか、いろいろな形で持っておくべきなのです。
 
そして中でも最も効果的なのが不動産を買うことです。
 
例えばハイパーインフレが起きたら、家賃が何倍にもなる可能性があります。今、10万円で借りている住宅の家賃が2倍の20万円になったり、10倍の100万円になることも十分あり得るのです。

もちろんそういう事態になった場合、社会全体の通貨の価値が下がっていますので、もらえる給料も2倍や10倍になるかもしれませんが、確実にそうしてくれる保証なんてどこにもありません。
 
一方、自宅を持っていれば慌てる必要はありません。なぜなら住居費を固定することが出来ているからです。具体的に考えてみましょう。
 
仮に4000万円で35年の固定金利1.2%で住宅ローンを組んでいた場合、月々の返済額は118,000円くらいですが、これはたとえインフレが起きてもずっと変わらずに返済するのはあくまで118,000円です。むしろインフレが起こって通貨の価値が下がれば、相対的に住宅の価値は上がります。インフレが起こって給料が2倍や10倍になったら、月々118,000円のローン返済なんてもう屁のカッパですからね
 
もし100倍のインフレになった場合、給料も100倍になる可能性がありますが、家賃10万円の住宅に住んでいる場合は家賃は1000万円になります。そんな時に、4000万円の住宅を持っていたら、、、、。どれだけお得かわかりますね。
 
さすがに日本でそれほどのハイパーインフレが起こる可能性は低いかもしれませんが、僕はある程度のインフレは続くと判断しました。これが住宅購入に踏み切った理由の1つです。
 
 
 

【理由3】老後のため

 

Retirement

最後はやっぱりこれですね。
 
超高齢社会に突入している日本において、今の年金システムを維持していくのは相当厳しいです。これから、貰える金額はどんどん減っていき、貰えるようになる年齢はますます上がっていくことは目に見えています

昔は60歳からもらえていた年金が今では65歳からになり、将来的には70歳になります。
 
僕たち世代が年老いた時、一体いくらもらえるのでしょうか?むしろ1円ももらえない、と思って準備しておいた方が良いかもしれません
 
もしそうなった場合、家賃を払い続けなければならない賃貸住宅ではかなり厳しい生活を余儀なくされます。
 
 

それでも年金は絶対に払ったほうが良い!

 
それでも年金はちゃんと払いましょう。どうせ貰えないのだから払わないで個人年金を積み立てた方がいいなんて言う人もいますが、今の年金ほど良い利率の商品は他にはありません。
 
そもそも今の年金システムが維持できなくなった場合も、そのまま年金が破綻することは考えにくく、財源を税金から補填する説が有力です。
 
もしそうなった場合、年金システムを維持する為に全国民の税金が一律に上がるのに対し、年金を納めてこなかった人は年金を一円も貰えない、ということになりかねません。
 
そんな貧乏クジを引かない為にも、年金はちゃんと納めましょう。
 
 
 
おしまい。
 
 
 
 
 
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