今回は自分でできる防犯対策の第二弾として、効果的な防犯砂利の敷き方を解説したいと思います。
防犯砂利とは？
防犯砂利というのは踏むことで物凄く大きな音が出る特殊な砂利です。人間がうるさいと感じるのは60デシベル以上の音なのだそうですが、防犯砂利を踏んだ音は80デシベル！なので、自分で歩いてもうるさいと思うくらい大きな音がするんですね。
防犯砂利を敷いた箇所から音をさせずに家に近づくことはほぼ不可能となります。そもそもたいていの泥棒は防犯砂利の存在を知っているのでそれが敷かれているだけで十分な抑止効果が期待できるってわけです。
参考：侵入窃盗の防犯対策 警視庁
ガラスを高熱で焼き上げて発砲させたものなのでとても軽く、女性でも一人で敷き詰めることができます。ただし、敷き方によっては音の出方が半減してしまうので、正しい敷き方を解説したいと思います
効果的な防犯砂利の敷き方
準備するもの
防犯砂利は基本的に土の上に敷くものですがそのまま敷いてしまうと土に砂利が埋まったり、土から生えてきた雑草に絡まって十分な効果を発揮することが出来なくなります。これを防ぐ為に、まずは土の上に除草シートを敷いて下地処理をしてから防犯砂利を敷くのがベストです。
この施工に際し以下の4つを準備しましょう！
オススメの商品は後ほどご紹介します。
- 防犯砂利
- 除草シート
- 留め具
- 金槌
手順1：土の上の雑草や石を取り除く
まずは敷きたい場所の雑草や石などを取り除きましょう。これらが残っていると下地に余計な凹凸が出来たり、シートの端から雑草が生えてきて後ほど面倒なことになるからです。
手順2：除草シートを敷く
防犯砂利を敷きたい場所に除草シートを敷きます。隙間があると雑草が生えてきて後々大変になるので、なるべく土が見えないように敷き詰めます。木やエアコンの室外機など障害物があれば、それに合わせてシートを切って使います。
手順3：除草シートを留め具で固定する
除草シートが風で煽られたりしないように、留め具でしっかりと固定します。留め具はプラスティック製でも良いのですが、金属製のU字型が最も安定するのでオススメです。これを打ち付ける時に金槌を使います。
手順4：防犯砂利を敷き詰める
防犯砂利を満遍なく敷き詰めます。あまり薄く敷くと効果が半減してしまうので、4〜5cm厚になるように敷き詰めましょう。
手順5：完成！
真っ白で綺麗ですね！防犯砂利にもいろいろな色がありますが、白が綺麗でオススメです。
オススメの防犯砂利
防犯砂利はいろいろ種類があります。どの防犯砂利も似たり寄ったりですが、迷った場合は僕が使ったアイリスオーヤマの防犯砂利をオススメします！
ポイントは価格と性能です。
防犯砂利は4〜5cm厚になるように敷き詰めますが、その場合1㎡あたり40リットル必要になります。アイリスオーヤマの大容量パックは40リットルも入っているのにとても低価格です（ネットでホームセンターよりも安く売ってました）
また水捌けの悪いものもある中で、この商品は抜群の水捌け性能を誇っているそうです。実際、土などがついて汚れてしまっても水をかけると流れ落とすことができるので常に綺麗に使うことができます。
除草シートもポイントは水捌けの良さと丈夫さです。僕は日本マタイの除草シートを選びましたが、実際に触ってみるととても丈夫なのがわかります。もちろん水捌け性能も良いので、迷ったらこちらをオススメします。
留め具はプラスチック製もあるのですが、オススメは金属製のU字型のものです。このタイプであれば、除草シートの端に30cmごとに1本打ち込めば十分固定できます。
以上、効果的な防犯砂利の敷き方を解説します！【自分でできる防犯対策②】でした！
